2.レースカーをつくるには

モータースポーツに参加するための車輌制作について説明します。
クローズドサーキットで行われるレースに参加するためには専用のレースカーが必要です。自分の予算と技量にあったレースカーをつくりましょう。
まず出走したいイベントとその中のレギュレーションを理解したうえでコンセプトを決めます。できることなら複数のイベントに出られるようなレースカー製作がベストです。
Mini Jack を例にあげると、なるべく低予算でつくるなら N (ノーマル)クラス、これはDAD'SやJ.C.C.Aで言うところの P クラスにあたります。
予算もあってエンジンなどをチューニングした車輌を作りたいなら T (チューニング)クラス同じく S クラスになります。
そして Mini をベースにつくると 1000c.c か 1300c.c ( '07のレギュレーションでは、1300T は 1300c.c.以上と以下でクラスが分かれた ) のクラス分けがあります。
つまりは、1番手っ取り早いのが Mini 1000N でこのクラスは '06か ら始まった 998Challenge で異常な盛り上がりを見せていて参加台数もかなり多いクラスです。
逆に1300T ( 1300c.c以上のオープンクラス ) も大変人気で実質、生産車ベースから製作するレースカーでは最高峰になります。
その上のM(モト)クラスはチョット一般の人では手に負えないほどのコストにっなてしまいますので・・・
レースカーにはどのクラスにも共通して安全装備を付けなければなりません。外部から電源を遮断しエンジンを切るカットオフスイッチ、消火器、ロールバー等です。
実は、これらの装備品にもイベントごとに明確な規定がありそれに準じた物を付けなければ全く意味の無い物になってしまいます。
主催者側がうるさい!などと言ってはいけません。これらの装備はアクシデントからドライバーを守ってくれるためのライフセイバーなのです。
完成したレースカーをサーキットに持ち込んで足回りのセッティングに精を出し、キャブレターのジェットの番手に頭を悩ますのもまた楽しいものです?!

これらレースカーの製作も H.K FIRST ENGINEERING の得意とする分野です。
ゼッケンの入った自分のレースカーに乗ってサーキットを一緒に走りましょう!