2007/11/18 MiniJack 998 Challenge 2007-2008 第1戦  C.S.C.R.T ミカエル・D・クーガー 6位入賞!

昨年Mini Jackにて大反響を呼んだ 「 Mini Jack 998 Challenge 」 が今年からシリーズ戦となり、その第1戦がセントラルサーキットにて開催されました。

1000c.cノーマルクラスをベースとし、イコールコンディションを保つため、極端に改造範囲が絞られていて車輌の差がほとんど無い、言わば"
ドライバーの腕勝負"の超激戦のレースカテゴリーです。

そして、H.K ファーストからも
「 C.S.C.R..T ミカエル・ドミニコ・クーガー選手」が "シリーズチャンピオン獲得!" を目指して全戦に参戦することとなりました。

この ミカエル・D・クーガー選手はかつてJ.C.C.A等のヒストリックレース
で、240Z、フェアレディ2000を駆り数々の勝利を手にしていてまた、H.Kファースト5万円号のG5タイヤでのレコードホルダーでもあるというとっても速いドライバーなんですが・・・。

そのブランクは長くレース当日5年とチョッとぶりに合って話したところ、なんと!「5年とチョッとレースカーはもちろんクラッチの付いた車にも乗ってないよ!・・・」。尚且つ当日使
うレースカーにはぶっつけ本番で乗る!しかも、雨がパラパラと降っている!

シートポジションも良いのかどうか?「足回りはカチカチにしといて!」と彼は軽く言っていたが本当にそのセッティングで良かったのか?一応テストドライバーを務めた私から車やタイヤの癖などを伝えてみたが、「やっぱり、乗ってみて慣れていかなきゃわかんないね!
」「ん〜だいじょうぶなの?」「ん〜なんとかなるでしょ!」「もぉーっ相変わらずですねぇ!頑張ってくださいよぉ!」

しかし、そんな不安と期待をよそに小雨の中いよいよ予選が開始された。
各車一斉にコースイン。予選序盤は各車共に慎重なドライビングがつづいていたが、雨足が徐々に弱まるにつれ、それぞれタイムアッタクを開始した。

H.Kファーストのピットでも全周回サインボードでラップタイムをドライバーに伝え、モニターで他車のタイムをチェックする。
やはり優勝候補のBGレーシングホワイトボンバーの福田選手が 1'53.980 のベストラップをたたき出し、9週で早々に予選をきりあげた。

このままP.Pを獲得するかに思えたが、予選終了直前に完全に雨が上がり路面もほぼ乾いたところで他車の追い上げを許してしまう結果になった。

各車共に最後の1〜2週でベストラップを更新してきた。
しかし、ミカエル・D・クーガー選手はやはりブランクが長すぎたのか、乗りきれずタイムがなかなか上がらない!

結局P.Pは 1'53.363 で、BWRサテライトミニティームの高木選手が獲得。
ディフェンディングチャンピオンのホワイトボンバーは 1'53.980で4番手に後退した。

そして我らが、ミカエル・D・クーガー選手は 1'55.319 でトップから1.956差の14番手で予選を終了した。
text & phot : Y-Moriwaki  Copyright(c) : H.K First Engineering Co.,Ltd. All Right Reserved. 2007