2007/6/16 10th Mini Jack  H.K ファースト・マグワイヤーフレーム Mini  復活 RUN !

それでも根気良く真正面から全力でこの車に向き合った。

なぜなら、同じフィールドで待っているライバルがいるから、そして内藤氏とかわした約束があるから。

しかし、限られた時間の中で成果を残すことは今回はできなかった。

当日の予選時、前日のテストでは調子よく回っていたエンジンが突然かからなくなった。

高橋と懸命に原因を探したが、あせる心とは裏腹に時間ばかりが過ぎてしまった。

予選時間が終わったころキャブを外したポート内にスティックして動かなくなった排気バルブが見えた。

原因はバルブリテーナーの破損だった。

残念ながら今回はスターティンググリッドにもつけなかった。

このレーシングミニの実力を100%引き出すのはおそらくもっともっと時間がかかるだろう。

だが、我々は決してあきらめる訳にはいかない。

プレッシャーをはねのけて、この不機嫌なレーシングミニの完成度を高めなければならない

来年こそは見ていろ!である。
text : Y-Moriwaki  phot: M-Takagi  Copyright (c) : H.K First Engineering Co.,Ltd. All Right Reserved. 2007