2008/6/15 MiniJack 998 Challenge 2007-2008 最終戦

昨年11月より年間シリーズ戦としてスタートした 「 Mini Jack 998 Challenge 2007-2008シリーズ」 もいよいよこのMini Jack本大会で最終戦をむかえる事となりました。

前回の第2戦でダメージを受けたH.K FIRST 998 のボディーを修理して、今度こそ
「 C.S.C.R..T ミカエル・ドミニコ・クーガー選手」 に勝利をもたらす為に、岡山国際サーキットへとやってきました。

当日は、「良い天気だけど雲は多く路面温度は思ったよりも高くない」というSタイヤを履くレーシングカーには、走りやすいと思われるコンディションでした。

さすがにMini Jack本大会&最終戦だけあってギャラリーも多く、どのチームも気合が入っていましたが、驚いたのはそのエントリー台数でした。

そう、Mini Jack 998チャレンジ の1クラスだけで、なんと55台ものエントリー台数があったのです。

「ビギナーの方でも気軽に始められるレースを作ってミニのレースフィールドを底辺から盛り上げよう!」という事で始まったこのクラスは、あっという間にマイナーリーグではなくなって、Mini Jack の中でも最大の参加台数を集めるようになっていました。

そして、4km弱のコース内へ50台以上の車輌が押し込まれ、Mini Jack史上最大の大混戦が予想される中、公式予選が始まりました。
次々とコントロールラインを通過していく各車、しかし、ミカエル選手は予選周回数をかさねても中々LAPタイムが上がってこない。

やはり、クリアラップが取れない為に思ったように走れないのだろうか?それともセッティングが合っていないのだろうか?

そんな中、#49 A.F アラサキ998の新崎選手と激しいドッグファイトになってしまった。こちらの心配とは裏腹に、チョット楽しそうである。

前回のタイムは新崎選手の方が良かったのでこのまま引っ張られる形でタイムアップになればと思ったが、あっという間に混戦に飲み込まれてしまった。

通常このような予選では前が詰まっていれば1週捨ててでも前走車との間隔を開けたりして、タイムアタックの為のクリアラップを作るのだが、これだけの台数でしかもワンメイク車輌では中々それが難しい。

下手をすればクリアラップが全く無いまま予選が終わってしまう。

もちろん、それは言われなくても走っているドライバーが1番わかっている訳で、少しでも条件の良いところを探しながら走っている。

結局混戦の中予選が終了してしまい前回の予選タイムより1秒以上遅い 2'19.648 で12番グリッドとなった。

P.Pは、ただ1台2'16秒台という驚異的なタイムをたたき出した#12 ハヤシレーシング998の浜野選手が獲得した。

phot & text : Y-Moriwaki  Copyright(c) : H.K First Engineering Co.,Ltd. All Right Reserved.