2008/11/09 MiniJack 998 Challenge 2008-2009 第1戦
会場: セントラルサーキット  天気:曇り  路面:ドライ

シーズン開幕いきなりに浴びた強烈パンチ!驚愕の予選タイムを前にメロメロですが、ここでノックアウトされるわけにはいきません!

今度は我々C.S.C.R.Tが反撃する番です!予選を踏まえてミカエル選手と車の調子を話し合った結果、足回りのセッティングを変更することにしました。

そして、いよいよ新シーズンの決勝スタートです。

ダミーグリッドから全車フォーメーションラップに出て行った直後に7番グリッドの#80 牧田選手の車がコース外に止まってしまいました。

車輌回収後、シグナルグリーンから決勝スタート!#23 ミカエル選手は抜群のロケットスタートを見せ2台を抜き去り10番手で第1コーナーへ飛び込んでいく!

今回もオープニングラップから激しい展開を見せる998チャレンジ。P.Pスタートの#30 高木選手を先頭に共にジャンプアップの#49 新崎選手、#87 福田選手の順に最終コーナーを立ち上がってきた。

ミカエル選手もさらに1台抜いて9番手でコントロールラインを通過し、前走車のスリップに入りさらに上を狙っていた。

その後3番手以下の順位がめまぐるしく変わる中、ミカエル選手も徐々に順位を上げていく!どうやら足回りのセッティングが決まったらしく、非常にキレのある走りで前走車のインに飛び込んでゆく!

そして、レースは中盤へと向かう。トップ争いの #30 高木選手、#49 新崎選手は変わらず、やや離れて#87福田選手と#56 平野選手のテールトゥノーズから3番手争いの集団が続く!

一方 #23 ミカエル選手は、それまでなかなか抜けずにいた#82 BWRサテライト 吉村選手を何とかパスして6番手に上がった!しかしその前方にはスタート出来ずに周回遅れになったものの予選で7番手の高タイムを出している#80 BGレーシング 牧田選手が走行していた。

この2台をオーバーテイクする間に前方集団とは、ずい分と差が開いてしまったが、ミカエル選手の快進撃は止まらなかった。

5番手を走行していた#59 FC-R の戸田選手のミスコースにも助けられたが、7週目には1:51秒台のファーステストラップをたたき出して、とうとう3番手争いに追いついた!

激しい3番手争いの中、#56 グリーンユニッツレジスター 平野選手、#87 BGレーシング 福田選手、#23 H.Kファースト ミカエル選手の順で、スリップストリームのまま9周目のコントロールラインを通過する!

直後の第1コーナーの進入でブレーキングをギリギリ一杯まで我慢した#23 ミカエル選手が#87 福田選手のインへ飛び込んだ!これで、4番手!

コース上の各コーナーでインの奪い合いを演じながら、もつれる様に最終コーナーへ!ここでスリップから素早くインへマシンを差し込む!苦しい立ち上がりを我慢してついに3番手に浮上!

そして、ファイナルラップへ!#87 福田選手にスリップに入られたまま突入していった!

見ているこちらがハラハラする1週だった!猛然と仕掛けてくる百戦錬磨の相手を見事抑え切り、3位でフィニッシュ!998チャレンジ初表彰台を獲得した!!

昨年から数えて4戦目にして上った表彰台。そして、決勝中にたたき出した1:51.982のタイムは、優勝した #30 高木選手が出したコースレコード から0.49秒差、今後のシリーズを戦う上で大きな自信となった。

次回第2戦も年が変わって3/9(日)に、ここセントラルサーキットで行われる。

このまま一気に表彰台の真ん中をめざそう!やったぞ!ミカエル・ドミニコ・クーガー!

phot & text : Y-Moriwaki  Copyright(c) : H.K First Engineering Co.,Ltd. All Right Reserved.